美味しんぼに抗議!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100707-00000006-jct-ent
sasaも大好きな漫画『美味しんぼ』が抗議を受けたとのこと。
最近、sasaも購入した
第101巻『食の安全』にて、
『遺伝子組換え作物などの不安をあおった』との理由から
抗議を受けたそうです。
記事によると、遺伝子組み換え食品や農薬の除草剤の影響を
大げさに表現している、とのこと。
内閣府食品安全委員としてBSE問題にも関わった唐木英明東大名誉教授が
「あるある大事典」のテレビ局不祥事と同様な問題だ、とまで言ったそう。
しかしながら、『美味しんぼ』も
「科学的根拠はあり、訂正しない」
と明言。
このまま泥沼か・・・!?
と思いきや、
–以下、引用–
代表者の唐木英明東大名誉教授は、取材に応じ、2010年7月7日夕にこの問題でビッグコミックスピリッツ編集長と話し合ったことを明らかにした。
それによると、編集長側は、少数意見であっても科学的根拠があり、両論併記もしたとして、訂正はしないと話したという。
「先方は、科学ばかりでなく、遺伝子組換えはいやだという感情も大切だとの立場で、越えがたい意見の違いを理解しました。この溝を埋めるのは大変だと考えていますが、言論の自由があるので、出版差し止めまでは求めません。反対論があるのを知ってもらうのが大事ですので、目的はある程度達成したと考えています」
一方、ビッグコミックスピリッツ編集部では、取材に対し、科学的根拠がないとは考えていないとコメントした。話し合いの結果、「認識の相違があることを相互に確認し、今回、ご指摘を受けた作品については、特に訂正などはしないということで合意に達しました」という。
さらに、「不安を訴える人たちが実在することを、その逆の立場の人たちと共に『両論併記』の形で描いた」と主張。識者インタビューに基づいており、発言を捏造した「あるある大事典」と同様というのは、まったくの誤りだとした。この点は話し合いでも強く主張し、唐木名誉教授側も「行き過ぎた表現」であったことを認めたとしている。
——–
これは珍しいパターンですよね!
大体、揉め事が起きると双方の言い分を主張するだけで
お互い話し合うこともせず、
マスコミを通じて相手を非難しあうような惨状が多い中、
大人の対応だと思いました。(本来は当たり前のことなのですが・・・)
芸能人と週刊誌然り、
サッカーの選手と監督然り、、、
特に
『唐木名誉教授側も「行き過ぎた表現」であったことを認めたとしている。』
という一文は、とても素晴らしく感じました!
名誉教授ともあろうお方が、
自らの過ちを認め、冷静に対処する。
金持ち父さんの本にも書いてありましたが
ビジネスや投資でも必ず失敗やミスはするもの。
問題なのは失敗やミスをすること自体ではなく、
それを認めないままズルズルと泥沼にはまること、と書いてありました。
ロバート・キヨサキも、最初にサーファー用の財布のビジネスを潰したとき、
金持ち父さんに対してあれこれ言い訳をして
何とかビジネスを維持させようとしたものの
結局は自らの過ちを認め、ビジネスを終わらせた経験が書いてありました。
時には愉快ではないことでも、やる。
金持ち父さんのB-Iトライアングルで言うところの
『リーダーシップ』を感じさせたニュースでした。
金持ち父さん研究室 ささ
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金持ち父さんロバート・キヨサキのキャッシュフローゲーム101徹底解剖
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2010年7月8日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |