sasaのコラム 音楽探訪 ~第10回『HERO』 Mr.Children ~

桜井和寿が小脳梗塞から復帰した後にリリースされた曲『HERO』。
昨日、久々に歌った曲。

発売されたのは2002年の本日、12/11。
もう5年も経つのか。。。と『残酷に過ぎる時間』を実感する。
『残酷に過ぎる時間の中で
 きっと十分に僕も大人になったんだ
 悲しくはない 切なさもない
 ただこうして繰り返されてきたことが
 そうこうして繰り返していくことが
 嬉しい 愛しい 』
当時、sasaは大学3年。
大学教育に疑問を感じ始め、反り気味だった2年時の負の遺産のせいで
3年のときは気を抜くと留年しかねなかったので、忙しかった。
そんなこんなで、実は発売当時はそれほど大好きではなかった気がする。
だからといって『あのコとの思い出の曲』というわけでもない。
要するに、噛めば噛むほど味が出るするめの如く、
聴いているうちに少しずつ好きになっていったのである。
元々一目惚れはせずに徐々に好きになっていく人間だし。
そんなこんなで、現在はとても好きになっている。
風呂やバイク運転中も時々歌っている。

sasa個人的には2番のサビの
『人生をフルコースで深く味わうための
 幾つものスパイスが誰にも用意されていて
 時には苦かったり
 渋く思うこともあるだろう
 そして最後のデザートを笑って食べる
 君の側に僕は居たい 』
のところが一番好きです。
人生ってフルコースみたいなもので
苦味や渋み、酸い甘い辛い、熱い冷たい、
幾つものスパイスがある。温度がある。
苦くて渋い料理なんてないのかもしれないけどw
ビールは苦味と渋みと旨みの融合系か。
ふきのとう、ゴーヤも当てはまるかな。

人生において、苦かったり渋く思うことが起こると
どうしても否定的な感情が湧いてしまう。
腹が立つ。ムカつく。モチベがおちる。ヤル気を失う。。。
でも、この歌を聞いていると、こう思うのである。
そういう嫌なことがあるからこそ、沸き起こる感情がある、と。
嬉しい、楽しい、大好き。。。
喜怒哀楽も怒哀があるからこそ喜楽がある。

甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5つを基本味というそうだ。
sasaは幸いにも味覚障害ではない(と思う)。
酸味、塩味、苦味を感じることができるからこそ
甘味、うま味を心地よく感じることができるのではないだろうか!?

味覚があり、良いことも悪いこともある人生と、
悪いこともない代わりに良いこともない人生と
どちらが有意義な人生だったといえるのかな?

最近では、喫煙(自分で吸わないのでどれくらい味覚に
影響が出るのかは知らないが)や
化学調味料まみれの食品&ジャンクフードの食べすぎで
味覚障害を持っている方々もいるようだ。
某ヘビースモーカーは、ふぐ刺しは味がなくてマズイと言っていたり。
なんでもかんでも醤油やソースをかける傾向があったり。。。

同様に、味覚障害人生を突き進んでいる方々もいるようだ。
ただ、何となく、生きている。
厳しさも、困難も、達成も、充実もない人生。
深く味わうことのない人生。

別にそれはそれでいいと思う。自分で選ぶことだから。
いずれにせよ、時間は過ぎる。
誰にでも、平等に、絶え間なく、そして残酷に。
決してひっくり返すことのできない砂時計。。
もしかしたら
『愛すべきたくさんの人たちが
 僕を臆病者に変えてしまったんだ 』
と勇気の一歩が踏み出せないだけ?

『そして最後のデザートを笑って食べる
 君の側に僕は居たい 』
そんな人生にするために、まずは自分が自分自身のヒーローに
ならなきゃな、と、この曲が終わる頃には思ったりするのです。

あなたのヒーローは誰ですか?
あなたは誰のヒーローになりたいですか?

sasaのコラム 音楽探訪 ~第10回『HERO』 Mr.Children ~

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