金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント

ミリオンセラーになった『金持ち父さん貧乏父さん』に衝撃を受けながらも、どこか割りきれない思いを抱いた人は多いかもしれない。第2弾である本書は、さらに論を進めて、実際に「経済的な自由」を手に入れるためにどんなプロセスを踏めばいいかをテーマにしている。「金持ち父さん」の教えを実践しようという人にとって待望の書であり、それ以外の人には、お金や仕事に対する自分のこだわりがどこにあるかを気づかせてくれる1冊となるだろう。

「金持ち父さん」と「貧乏父さん」の教えを軸にした展開は前作と基本的に変わらない。ただ今回は、E(従業員)とS(自営業者)、B(ビジネス・オーナー)と I(投資家)の4つのクワドラントからなる「キャッシュフロー・クワドラント」という図を採用。それぞれのクワドラントに属する人のお金や仕事に対する考え方の違いを論じ、E、SからB、Iのクワドラントに移行するためのアイデアを提案している。最終のゴールとするB、Iのクワドラントについては、そこで成功するための指針を示している。

著者によると、この4タイプの人間の違いは、働くのは自分か他人か、お金は誰がどこからもたらすのか、といった考え方の違いが根本にあるという。自分が属するクワドラントを乗り越え、希望のクワドラントに移行するための手段は、本シリーズ最大のポイントにもなっている「ファイナンシャル・リテラシー(お金に関する数字や言葉を理解する力)」の修得に尽きる。税金、資産、投資、負債、貸借対照表などのトピックスをタイプ別に読み解く著者のリテラシーは、今回も新鮮な驚きをもたらしてくれる。

出版社/著者からの内容紹介
本書は、2001年11月発売後ミリオン・セラーになった『金持ち父さん 貧乏父さん』の第2弾、第一作で書かれた基本的な「お金についての考え方」をさらに掘り下げて、「いまの激動する世界をどう生きたら安全なのか」「どうやったら経済的自由を手にすることができるのか」を教えてくれます。
『金持ち父さん 貧乏父さん』のさらに先、どんなアクションをとるか、どんな考え方をすればよいのか、について知りたい全ての人に応える1冊です。


今回著者は、ビジネスの世界を形作る人間を「従業員」「自営業者」「ビジネス・オーナー」「投資家」という、4つの異なるタイプに分ける考え方を中心にこの本を書いています。それを表すのが、前作の『金持ち父さん 貧乏父さん』では出てこなかった「キャッシュフロー・クワドラント」というキーワードです。直訳すると、キャッシュフローはお金の流れとか収入を意味し、クワドラントは円を4分割したものを意味するのですが、この図が実はビジネス世界をつくっている4タイプの人たちを指します。

もしあなたがこんな疑問を持っているとすれば、この本のなかに答えが見つかります。「従業員」と「ビジネス・オーナー」の違いは?
失敗する「投資家」がいる反面、ほとんどリスクを負わないで稼ぐ「投資家」がいるのはなぜ?
転職を繰り返す「従業員」がいる一方、「従業員」をやめて実業家になる人間がいるのはなぜ?

経済的に自由になる道を探る時、4つのクワドラントのどこに属していても可能ではあるけれど、「ビジネス・オーナー」や「投資家」の持つ技術を使えば、もっと早くゴールに到達できる、と著者は書いています。

クワドラントのどこに属しているかは、その人の「お金に対する考え方・価値観」によって決まる、だから自分が望めばクワドラントを変えることはできる、そのヒントがこの本に盛り込まれています。著者はまた、安定した仕事以上のものを求めて行動を開始し、経済的な自由を手にするためのパイプラインを建設し始めたいと思っている人、あるいは人生を変える心の準備が出来ている人の助けになることを願ってこの本を書いた、とコメントしています。


■訳者、白根 美保子から一言
「金持ち父さん 貧乏父さん」はおかげさまでたくさんの方に読んでいただき、励ましのお言葉、お叱りのお言葉、さまざまな提案などをいただきました。ほんとうにありがとうございました。この場を借りて一言お礼もうしあげます。ご意見を参考に、少しでもよい本をお届けできるようこれからも努力していきたいと思います。

「キャッシュフロークワドラント」とは?
さて、第2弾の「キャッシュフロークワドラント」ですが、このタイトルを見て、「いったいこれ何?」と思われる方もあると思いますのでちょっとご紹介させていただきます。
「クワドラント(quadrant)」というのは辞書で見ますと「四分円」という訳があります。この本では、二本の直線が交わってできた四つの領域(ちょうど数学のX軸、Y軸の交わったところを想像していただければいいと思います)の左側にEとS、右側にBとIの文字を配したものを示しています。このアルファベットはそれぞれ従業員(employee)、自営業者(self-employed)、ビジネスオーナー(business owner)、投資家(investor)の頭文字をとったものです。著者のキヨサキさんはこの図を「キャッシュフロークワドラント」と呼んでいらっしゃいます。「ビジネスの世界はこの四つの種類の人たちによって形作られている」というのが、この図に込められた考え方です。

■この本のテーマ
四つのクワドラントのうち、どれがいいとか、どれが悪いということではないのですが、いま自分が属するクワドラントで満足していない人、あるいは「金持ち父さん」の教えにしたがって「経済的自由」を得たいと思っている人は、クワドラントを移動するために第一歩を踏み出さなければいけない、そのためのお手伝いがしたい――というのが今回の本のテーマです。もちろん、金持ち父さんの教えの究極の目的は経済的自由を得るところにあるので、クワドラントの移動といっても、左側のクワドラント(EとS)から右側(BとI)へ移ることが主に取り上げられています。でも、いまの自分で満足している人も、自分自身やまわりにいる人のことがいろいろわかって、ひじょうに興味深く読めると思います。個人的な話になりますが、私はこの本をはじめて読んだ後、しみじみと「あー、私は典型的なSだな……」と思いました。みなさんもこの本をお読みになり、新しいものの見方、「経済的自由」へのご自身の道を見つける助けとしていただけたら……と願っています。


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